イタリア語の子音「l」と「r」は全く違い、「l」については、日本語に近い発音なので比較的簡単だけど、「r」については、独特の巻き舌のような響きがあるので、日本人にとっては発音するのに難しいとされている。
難しい発音を解消するためにも、発音練習は筋トレと同じで、コツコツ積み重ねが大事だと思います。
イタリア語の子音「r」
イタリア語の子音「r」は、IPA記号だと/r/です。イタリア人以外の外国人にとっては、とても難しい発音とされ、特に日本人や中国人、いくつかのケースでポルトガル人やブラジル人にとっても、難しいようです。
イタリアの子どもたちは、とても遅い時期に習う発音の一つとされているらしく、そのためか、ネイティブスピーカーである幾人かのイタリア人でさえも正しく発音できない「r moscia」という名称の欠陥があるようです。erre moscia : 癖としてフランス語式にのどびこで発音する「r」の音
/r/の発音は、イタリアの標準的な発音と北西部、ヴェネチア、南カラブリア、プーリアとシチリアと異なるらしい。
/r/の音は、東京外国語大学のウェブサイトopen_in_newによると、子音(肺気流)の分類で、有声子音、歯茎・ふるえる音で解説されているので、併せて確認するとわかりやすいです。
イタリア語の子音「l」
イタリア語の「l」の文字を読むとき、舌を上の前歯の裏側の歯と歯茎の付け根辺りにあてて発音します。一部の言語では、母音/u/を発音するように、舌の位置がかなり後ろになることがあるそうです。特に、/l/の発音が最初じゃないとき。
例えば、alto, autoは、似ているようで、違います。
ポルトガル語、もしくは、ロシア語を母国語としている人は、特に/l/の音は、使いやすい発音とされているらしい。
/l/の音は、東京外国語大学のウェブサイトopen_in_newによると、子音(肺気流)の分類で、有声子音、歯茎・側面接近音で解説されているので、併せて確認するとわかりやすいです。
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イタリア語の発音練習の準備体操
言語を正しく発音する秘密の方法はありませんが、練習はとても重要です。イタリア語を話す訓練のために、いくつかの演習があります。定期的にエクササイズを行うと、数週間後に結果が得られるそうです。今回は、口回りの筋トレと、イタリア語の子音「r」の発音練習について、まとめます。
毎日10分間、口周りの筋トレ
- あくびをするように、口を大きく開ける。
- 左の頬を膨らまる→右の頬を膨らませる→両方の頬を一緒に膨らませる。
- 口を側面上で、左→中央→右と、交互に開く。
- 下唇を上唇で覆い、逆も同様に、上唇を下唇で覆い、これを交互に行う。
- 唇を中に入れたり、外に出したりする。
- 舌を使って、歯をきれいにする動作をする。
- 舌を使って、唇をきれいする動作をする。
- 舌を口蓋(口内の上部)にあてる。
- キスを送る動作をする。
毎日10分間は、結構疲れるけど、表情筋も鍛えれるので一石二鳥! 継続が大事!
😀
イタリア語の子音「r」発音練習 TLA TLA TLA
イタリア語の「r」は、イタリア人以外の外国人が学ぶために一番難しいとされている発音の一つです。ここで紹介する「r」の発音練習は、発音する動きと同じ動きをすると、強く主張した方法らしいです。意味のある結果を得るには、時間と持続性が必要とのことです。
- 「r」は、上の前歯の裏側の歯と歯茎の間あたりで、舌先の急速な連動の振動で発音されます。
- “TA”の音を1分間、探しながらどんどん早く繰り返し言ってみよう。
- 次は、”LA”の音を、同じように探しながら、どんどん早く繰り返してみよう。
- 次は、”TLA”の音節を1分間、最初はゆっくり→どんどん早く繰り返す。
一部の人たちは、特に舌と口の根元を接続する膜(舌小帯)が非常に短い場合、いくつかの物理的な特性のために、発音しづらいかもしれません。イタリアの子どもがこの問題を抱えたとき、この演習と同様のトレーニングをするようです。
ちなみに、これらの問題の治療と診断を担当する人は、logopedista(言語聴覚士)と呼ばれるそうです。
最後に
この記事の内容は、以下で紹介している資料を参考にしていますので、もっと詳しく知りたい方はご参考ください。